nicht seinの読書感想文

漫画やアニメ、同人誌の感想やらなんやらを細々と残そうかと。

長野県知事選挙にて村井氏が当選。田中康夫氏が敗れる

テクノラティで久しぶりに検索してみたら、案の定否定的な感想ばかりだったので、ちょびっと書いてみる。
わたし自身は群馬出身の東京在住なので長野県のことは詳しくは知らないけれど、親しい友人が長野出身で色々田中氏の県政の迷走っぷりを聞いていたので、まあ納得できる結果でした。
「脱ダム宣言」や公共事業の縮小、県財政の単年度黒字、ガラス張りの知事室(いや、部屋がガラス張りになっても仕事をしてないのなら意味ないと思うけどw)など、一見聞こえの良い田中知事の6年間でしたが、批判も多かったのは事実です。

具体的には、

  • 県議会開催中に東京のコンパに出席していたり*1
  • 現役県知事でありながら「新党日本」の代表に就任
  • 知事会見という公の場所で「ヨロピク」とか軽い言葉遣い*2(これを問題視しているのはわたしだけだけどw)
  • 財政黒字も資産を切り崩して見た目上黒字にしただけと指摘*3されたり
  • 長野県の死産率・乳児死亡率の低さを支える「県立こども病院」で一般的な小児科、産科診療をさせようとして、開院当初からスタッフだった石曽根院長(当時)が辞職したり*4

「仕事をしないで借金を返してきただけ」*5と陰口を言われるほど、色々問題点も多かった知事であるというのは間違いない事実です。

元々小説家&コメンテーターとして著名だった上に、マスコミ受けしやすい上辺に目をとられて、単純に長野県民が保守に走ったと非難するのは問題ではないのかなと思います。

このあたりは、興行の終わり・長野県知事選挙: 大石英司の代替空港http://homepage1.nifty.com/history/sub04kyouju/Yasuo/HATAN.htmhttp://members.goo.ne.jp/home/tuigekiなど(最後のはちょっと偏向しているかな?)などがよくまとまっているかと思います。

まあ、そんな考えの人もいる、ということで。