輪環の魔導師３ 竜骨の迷宮と黒狼の姫

輪環の魔導師3 竜骨の迷宮と黒狼の姫 (電撃文庫)

アルカインをもたじろがされるフィノの強さは相変わらず。あの気迫に全く気がつかないセロは凄すぎるｗ
王城を逃げ出した姫さまと合流するためダイナースクに急ぐ一行。しかし、ダイナースクには既に魔族の手が伸びていて、セロ達は離ればなれになってしまう……
魔族の追っ手が迫る→パーティが分断しセロは単独になる→女の子と合流する→魔族達との決戦→ピンチ→ソリッドトーラス発動
という１巻から続く大まかな流れは今作も変わらず。
１巻のフィノ、２巻のティアネスに続く新ヒロインはお姫様ことイリアード。「女将軍」と言われるほどの女丈夫ですが、セロに裸身をさらけ出したりとサービス過多な方ですｗ
あのタイミングにフィノがその場に居たら楽しいことになったろうに、残念。

セロがついに魔族と戦うことを決意したり、ラスボスっぽい幼女がでてきたり、アルカインがその幼女にふもふもされてたり、と何となくそろそろクライマックスの気配が漂ってきています。
空の鐘がかなり長かったので、その逆で輪環は６巻ぐらいで決着をつける予定なのかな、なんて感じました。