銀色ふわり
- 作者: 有沢まみず,笛
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/07/10
- メディア: 文庫
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ただ、主人公の春道だけが、なぜか彼女を見ることも話すことも、そして抱きしめることも出来る。
しかし、将来的には誰からも認識できなくなってしまうという悲劇的な未来が確定している。
いぬかみ!やラッキーチャンスとはうってかわって、切ない系の物語。
銀花という名前通り妖精のような儚さ、春道のどうしようもないやりきれない人生、初々しい二人のデートなど、読ませる雰囲気はさすがです。
ただ、「生命が認識できない」ことを科学的に説明しようとしたために、かえって不自然に感じてしまったのが残念。