nicht seinの読書感想文

漫画やアニメ、同人誌の感想やらなんやらを細々と残そうかと。

グロリアスドーン7

グロリアスドーン7 少女は剣を振るう (HJ文庫)

グロリアスドーン7 少女は剣を振るう (HJ文庫)

個人的に設定よりもキャラ描写命なSFとしてウェスタディアの双星と二大巨頭な作品の最新刊。
今回もティセのぱたぱたやティオのツンデレは健在。
というか、巻頭カラーの手繋ぎティオ&桜子にニヤニヤしまくる。
前半はそのティオ&桜子メイン。ティオはつくづくからかいがいがある子ですなぁ。
桜子はちょいとうちに込めすぎだと思う。「きっと、ティオは私にあなたたちの代わりをしてほしかったんだとおもうけど……。私は……」に続く言葉は「人生のパートナー」もしくは「恋人」ですね、分かります(爆)

後半は設定ばらし&おねーちゃん本格参戦なんですが、正直巻末の17歳ネタで大笑いしてしまって、そこしか覚えていませんw
まあ、悠久の時間を生きるbioクラフトに年齢なんてあんまり関係ない気はしますけどね(w

……なんとなくですが、bioクラフトの連中って守護すべき知的生命体を見つけるまでは意識を持たず、対象を発見したらその対象の知的生命体に合わせてホロン体&自意識を0から作るのかな、と思いました。
なので「グロリアスドーン」自体は何十億という時間を生きているのかもしれないですが、「ティセ」という意識はまだ本当にピッチピチの15歳とか。

それにしても、パートナーが老いて、bioクラフトだけが若々しかったらFSSのファティマじゃないですが、哀しい存在ですなぁ。