nicht seinの読書感想文

漫画やアニメ、同人誌の感想やらなんやらを細々と残そうかと。

ライブドア強制捜査と企業活動の"グレイ・ゾーン" | 北京ビジネス最前線改め中国ビジネス後方基地 - 楽天ブログ

"北京ビジネス最前線"さんの"今日の記事"を呼んでふと思ったこと。

仮に、錬金術が生み出した"薄っぺらな企業"だったら、司法が裁かなくとも、いずれ崩壊するのが市場の論理ではありませんか....

個人的な考えとしては、そんな市場の論理は信用していない。
場の論理の圧力が最も強いと思うアメリカでもエンロン事件のようなものがおきている。市場の論理なんてその程度のものだと思う。エンロンは市場の論理から崩壊したじゃないか、と言われたら確かに崩壊したが、エンロンが不正会計を始めたのが1990年代。崩壊は2001年年末。実に10年近く「薄っぺらな企業」のまま命脈を保っていた。
というか、錬金術が生んだ金でも金は金で、そうやって得たお金でライブドア弥生会計ターボリナックスなど実力のある会社を買収してきた。そうやって実業を得て錬金術を辞めまっとうな企業になったら、ぺきんのぐっちさんとしてはそれでOKなのだろうか?
それが問題ないとしたら、悪事を働いても他がやっているからとか必要悪だから問題ない、という社会だとしたら(ほぼそうだと確信しているが)私は絶望する。

ということで、私はこの世界に絶望しているというお話。

#ちなみに私個人としてはエッヂとかの頃だったらともかく、今のライブドアは「若くて元気のある会社」だとは思っていなかったりします。