おとぎ奉り12
- 作者: 井上淳哉
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2008/09/23
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長かったおとぎ奉りもついに終了。
妖介の寿命使い切り攻撃をどうフォローするのかと思ったら、まさか「過ぎた力は正であれ邪であれ不要」と四神すら滅して、契約を元から無かったことにしてしまうとは思ってもいませんでした。
「いらないから捨てる」というのは何とも我が儘ですが、それがまた人間らしいといえば人間らしいですね。
そもそも論として六条重臣からして、人と人のすれ違いから産まれた呪いでしたし、エピローグでは神を滅ぼしたことを非難する落書きがあったりして、結局一番怖いのは人なんですよね。