nicht seinの読書感想文

漫画やアニメ、同人誌の感想やらなんやらを細々と残そうかと。

なりゆき!しゅがあ☆くらふと

容姿端麗品性方正眉目秀麗なヒロインが、主人公に餌付けされて、世界の平和を守りつつひたすらいちゃいちゃする話でした。

主人公達は自称ヘテロだったり、男に告白されちゃったりもしますが、基本的には主人公とヒロインのちょっとずれたバカップルぶりとオタク的お約束シチュエーションを楽しむ作品。
なにも考えずに楽に読めて、しかも百合だなんてサイコーw

某所で竹本泉さんの「さくらの境」と展開が同じ!と憤っていた方がいましたが、確かにヒロインが主人公に懐く流れが似ているし、まあ分からないでもない。でも、さくらの境がほのぼの日常漫画なのに対して、しゅがあくらふとはオタク向けちょっとエッチもあるよ、という今時の感じに仕上がっています。
マッドサイエンティストな祖父が高次元を目指したら、次元に穴が空いてしまった。このままだと世界が滅びるので主人公達が変身して穴から出てくるモンスターを退治する」という展開がどっかで見たことあるなぁ、と思ったら谷川流さんの「電撃!! イージス5」でした。
あれも、個人的にはにやにや度が高くて好きな作品なんですが、谷川流さんの作品の中では絶望系と同じく黒歴史にされてそうで泣ける。