nicht seinの読書感想文

漫画やアニメ、同人誌の感想やらなんやらを細々と残そうかと。

蒼穹のカルマ1

蒼穹のカルマ1 (富士見ファンタジア文庫)

蒼穹のカルマ1 (富士見ファンタジア文庫)

主人公が女の子、というのでこっそり百合を期待して購入。表向きには新人発掘、ということでw
それにしても、あらすじを読んだ時はまさかこんな展開になるとは予想だにしてませんでしたよ。
空獣を駆逐する騎士、カルマがさまざまな関門を突破して姪の在紗に会いに行く、というあらすじだけいえば普通なんですが、なんつか超展開の連続でした。作者の狙いとおりだと思いますが、ここまではっちゃけてると面白いですね。
ちなみに百合、というにはギャグに寄りすぎるきらいがあります。

行方不明の兄のことや、謎の紳士など伏線も残ってますし、なによりナンバリングタイトルということで続刊前提なのでしょうが、フィリシエラという前例もあるのであまり期待せずに待ってみる(爆)
天駆機関の細かい描写などから、なんとなく結構設定こってそうな印象を受けたのですが、もしかしたら異世界の魔王とかについても実はちゃんと設定があったりすることを希望。